クレンジングは、スキンケアの中でもっとも肌に負担をかけるものです。クレンジングの際に肌への負担を最小限にすることがエイジングケアに繋がります。
この記事の目次
クレンジングをいくつか準備してみる
40代の肌は、若いころに比べ皮脂分泌量が段々減少していきます。また、女性ホルモンの分泌も急激に減少することから、肌の急激な変化を感じる人も少なくありません。
メイクを落とさずに寝てしまうと肌が3才老化するといわれるように、メイクした日はクレンジングが必要です。このため、汚れや肌のコンディションに合わせて使えるように、何本かのクレンジングを用意しておくのもよいことです。
メイク落としのタイプと特徴(肌に優しい順)
ミルクタイプ
洗浄力が優しく、肌へのダメージが比較的少なく優しい使用感です。水分が多いのでファンデーションとなじみが良くないことも。
クリームタイプ
肌に優しく油分と界面活性剤のバランスがよい。肌をこすらないのでダメージが少なく、肌が弱い方も安心して使用できます。
ジェルタイプ
白濁した乳化タイプのものはクリームタイプに近く、肌へのダメージが軽め。透明のものは界面活性剤が多く刺激が強い。
オイルタイプ
メイクを落とす力が強く楽に落ちるが、油分も界面活性剤も多いので、肌へのダメージが大きく乾燥することも。
拭き取りシートタイプ
界面活性剤を多く含むため刺激が強い。拭き取りの摩擦がシミの原因になることも。
肌の状態でクレンジングを使い分けよう
ノーマルな日
ミルクタイプは肌に優しいので安心して使用することができます。必要以上に擦らないことを心掛け、落ちにくいポイントメイクは専用のメイクリムーバーで落としましょう。
生理前の肌が敏感な日
生理前などで肌が敏感になっているときは、肌に優しいタイプのクレンジング(ミルクタイプ、クリームタイプ、ジェルタイプ)がおすすめです。ただし、洗浄力が弱いので肌を強くこすってしまわないように気をつけましょう。
生理後の肌の調子が良い日
この時期は女性ホルモンの分泌が高まる時期なので、洗浄力が強いものを使用しても問題ありません。また、ピーリングや角質ケアなどのスペシャルケアもこの時期に行いましょう。
正しいクレンジングのポイントを抑えよう
【力をいれてゴシゴシ擦らない】
クレンジング剤は肌に素早くのばしてメイクとなじませていきましょう。力を入れてゴシゴシ擦ると肌荒れやシミの原因になるので注意しましょう。
【クレンジング剤の量が少ない】
クレンジングの際、指でこすると肌荒れやシミ、しわの原因になることがあります。クレンジング剤はたっぷり使いましょう。
【タオルでしっかりふきとる】
クレンジングの後は、柔らかいタオルなどで肌を優しく抑えるように水気をふきましょう。肌荒れやシミの原因になることもあるのでゴシゴシ擦らないように注意しましょう。
肌への負担を最小限にするため、クレンジング剤を肌に乗せてから洗い流すまでのステップは、1分以内を目安にしましょう。