毎日のケアに美容液を使用しているという方も増えているかもしれません。
美容液は肌に良い有効成分が高濃度で配合されています。化粧水などに比べお値段が高めですが、積極的に摂りいれていきましょう。
この記事の目次
美容液の働きを詳しく知りたい
美容液は、一般的に保湿や美白などに効果的な美容成分を多く配合した化粧品です。
美容液に配合しなければいけない成分に決まりはないので、配合されている成分や配合量はメーカーによって異なります。
美容液の役割
美容液は、有効成分を肌の奥まで届け、肌の保湿力を高める作用があります。さらに、美白や美肌にとっても良い効果を期待することもできます。
美容液を使用することで肌の乾燥の予防や改善を行うことができ、肌トラブルが起こりにくい肌を作ることができます。
美容液の選び方
40代で美容液を使用するときに注目したい機能は保湿、美白、アンチエイジングの3点です。
この3つの機能を全て満たしている美容液があれば良いのですが、美容液は、それぞれの成分に最適な配合で商品化されています。そのため、複数の効果を求めるならば、個別の美容液を用意しなければいけません。
美容液の成分
保湿・・肌の内側に水分を閉じ込め、肌に潤いを与える
セラミド、スフィンゴリビット、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチン、レシチンなど
美白・・メラニン色素を防止し、シミを予防する
アルブチン、エラグ酸、ルシノール、ビタミンC誘導体、プラセンタエキス、カモミラET、トラネキサム酸、t-AMCHA、リノール酸、油溶性天草エキス、ハイドロキノンなど
アンチエイジング・・ターンオーバーを正常化させ、コラーゲンを増やす
ビタミンC誘導体、ナイアシン(ビタミンB3)、各種ポリフェノール、天草エキス、レチノール、AHAなど
肌老化に効果的な美容液はどれ?
肌が老化する原因はさまざまですが、大きく分けると、加齢、紫外線、生活環境に分けることができます。その中で、加齢と紫外線が原因による肌老化は、美容液で改善や予防を行うことができます。
老化する肌に効果的な美容液とは
年齢とともにターンオーバーの周期が乱れやすくなり、肌を外部の刺激から守る役割があるバリア機能が低下してしまい、肌老化が進みます。ターンオーバーの周期が乱れると、健康な角質細胞を作り出すことができなくなり、肌は乾燥するようになります。
また古い角質細胞が残ることで、キメが乱れくすみが目立つようになります。さらにメラニン色素が長く角質層に留まることでシミもできやすくなってしまいます。
肌老化の予防や改善に効果的な美容液を探している方は、肌のターンオーバーを促進するビタミンA誘導体であるレチノールやプラセンタエキス、コラーゲン配合されている美容液を選ぶと良いでしょう。
紫外線による肌老化に効果的な美容液とは
紫外線と言えばシミというイメージがありますが、紫外線は、シミの原因になるだけではありません。紫外線は、肌の弾力を保つ作用があるエラスチンを分解し、ハリ不足やシワも引き起こします。
紫外線の予防や対策には、ビタミンC誘導体やプラセンタエキスのようなメラニンの生成を抑制し、コラーゲンを増やす作用がある成分が配合されている美容液を選ぶと良いでしょう。
また、日差しが強いときは、日焼け止めや帽子などでしっかりUV対策を行ってから出掛けることも重要です。